ロシアの都市サマラで Volga Investment Summit & World Halal Day サミットが10月3日から5日まで開催されました。ホテルで開かれたサミットではハラール産業に関する経済討論が行われました。合わせて、クイビシェフ広場(Kuibyshev Square)ではハラール製品の展示会が開催されました。
サミットでの中心的なトピックの一つは、ロシアの商品とサービスを海外市場(イスラム諸国や中国など)へ展開するための議論でした。グローバルイスラム経済報告書(Global Islamic Economy Report)によると、イスラム市場規模は2017年の2.1兆ドルから2023年には3兆ドルを超えるようです。グリーンフードと健康的なライフスタイルへのトレンドはハラール市場への関心を一層支えています。
ちなみに世界最大のハラール食品市場はインドネシア(1700億ドル)であり、ロシアは9位(410億ドル)とのこと。
国際イスラムビジネス協会(IAIB)のМарат Кабаев氏はハラール市場に関し、「ロシアのコーカサスで栽培されている羊肉への需要は膨大であり、大量に購入されています」と述べました。
展示会においては、ハラールの品質を満たす商品とサービスのサプライヤーが多数集まり、3日間で29,000人以上の訪問者が訪れました。
展示会の訪問者にはсвятозерские сыры(チーズ)や、башкирский мед(蜂蜜)などが振舞われ、楽しく味わうことができたようです。
В САМАРЕ ПРОШЛА КРУПНЕЙШАЯ ВЫСТАВКА ПРОДУКЦИИ ХАЛЯЛЬ
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Ministry of Economic Development of the Russian Federation