年末年始の休みを使ってイルクーツク、バイカル湖(リストビャンカ)、ヤクーツクを観光してきました。
飛行機の乗り継ぎの関係でノボシビルスクも少し観光しました。
バイカル湖(リストビャンカ)
写真:バイカル湖(リストビャンカ)
バイカル湖畔の町リストビャンカに行きました。
エメラルドグリーンに凍ったバイカル湖を楽しみにしていましたが、事前のリサーチ不足で全く凍っていませんでした。
凍っていないバイカル湖でも綺麗でした。
スケールは壮大で、まるで海のようにしか見えませんでした。
スキー場の上にバイカル湖を展望できるチェルスキ—岩というスポットがあり、そこからの景色が良かったです。
写真:チェルスキ―岩から望むバイカル湖(リストビャンカ)
市場でバイカル湖の固有種であるオームリを蒸したものを買って食べました。
100ルーブル(170円)。
白身で淡白な味わいでした。
市場は、オフシーズンのせいか、市場面積の1割程度しか店が出ていませんでした。
リストビャンカに犬ぞり体験ができる場所があったので、行ってきました。
犬ぞりは自転車くらいの速さで進み、道路の起伏でそりがジャンプしたりするなど、思っていたよりスリリングで楽しかったです。
リストビャンカで年越しをしましたが、年が変わった直後、観光客か地元の人かわかりませんが、所々で小型の打ち上げ花火を上げていました。
ロシアならではの習慣なのでしょうか。
ヤクーツク
ヤクーツクに到着したときは−25℃くらいでした。
−40℃くらいをイメージして身構えていたので少し拍子抜けでした。
−30℃前後でも、街の中心部は歩く人が多く、レーニン広場では子供たちが滑り台で遊んだりと賑やかでした。
滑走面が氷の滑り台では、お尻の下にプラスチックのシートのようなものを敷いて滑っていますが、
平面まで下りてもなかなか長い距離まで滑っていて面白そうでした。
年始でしたが、ロシアはクリスマス前で、子供たちがトナカイのそりに乗っている光景もありました。
写真:トナカイのそり①(ヤクーツク)
写真:トナカイのそり②(ヤクーツク)
ヤクーツクにはサハ人がいるので、なかなか日本人の顔に似たような人が多く、親近感を感じられました。
路上で魚を売っている所があり、魚は見事にすべて凍っていました。
多分鮮度はいいと思います。
写真:路上魚屋(ヤクーツク)
永久凍土の王国では、永久凍土内に洞窟を作っているようで、その中に氷の彫刻が数多くありました。
思っていたより広く、いろいろな作品があって楽しむことができました。
全て氷で作ったカーリング場もありました。
外気温は−30℃くらいでしたが、洞窟内は−10℃くらいで、外と比べると温暖でした。
写真:「永久凍土王国」内の氷製カーリング場(ヤクーツク)
マンモス博物館に行きたかったですが、残念ながら年末年始休業のようでした。
この旅行で一番冷えたのがヤクーツク滞在中の−36℃でした。
真冬のヤクーツクでは最高気温が−20℃台になるのは珍しく、最低気温はしばしば−40℃以下になるので、
たまたま温暖だったようです。
極寒のヤクーツクでは、老若男女問わず、毛皮のコートを着ているイメージがありましたが、
そのような人は半分もいませんでした。
スキーウェアのようなしっかりめのジャンパーみたいなもの、ダウンジャケットのようなものを着ている人が多かったです。
実際、私自身、毛皮のロシア帽と毛皮のミトンは準備していましたが、それ以外は日本で買ったもので事足りました。
−40℃以下のときは少し状況が変わってくるかもしれませんが、重ね着すれば十分に対応できそうです。
以下のような服装で、−30℃くらいで外に30分くらいいても問題ありませんでした。
上半身はパーカーなど、まだ重ね着できる余地がありました。
下半身:ヒートテックタイツ、ジーンズ、オーバーズボン、ヒートテックの靴下、防寒ブーツ
上半身:ヒートテックのインナー、ハイネックの長袖、分厚いダウンジャケット、ネックウォーマー、ミトン、ロシア帽
イルクーツク、ノボシビルスクなど
写真:レーニン広場付近の様子①(ノボシビルスク)
写真:レーニン広場付近の様子②(ノボシビルスク)
写真:レーニン広場付近の様子③(ノボシビルスク)
写真:レーニン広場付近の様子④(ノボシビルスク)
氷の彫刻が多く並んでいる広場がありました。
お祭りの一環で作られている感じではないと思うのですが、
それでも身長以上もの高さがあるものもありなかなか本格的でした。
人が大勢集まっていました。
写真:巨大な氷製の滑り台(イルクーツク)
バイカル湖は帰国後改めて調べたのですが、たいてい2~4月ころは全面結氷しているようですので、私の行ったタイミングが少し早かったです。
スタッフよりひとこと
ヤクーツクの寒さを物語る天然冷凍の魚を味わってみたいと思いました。
また驚いたことは、バイカル湖が凍っていなかったことです。冬が近づくと一面凍っているものだと思い込んでいました。
そして犬ぞり体験の動画は、拝見しているだけでスリリングな様子が伝わってきます。
どこにもぶつからず、木の間を駆け抜けていく犬たちとそりはワンダフル✨
そのようなことが出来ることは存じておりましたが、ご乗車中のムービーをいただけるとは思いもよらずで光栄です!
次回は全面結氷のバイカル湖へも、ぜひ訪れてくださいませ(^O^)/
ロシアビザーズへご依頼いただき、本当にありがとうございました。
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