以前、ウラジオストクを舞台にした『ホテルビーナス』という映画を見ました。この投稿ではホテルビーナスの内容・感想を個人的見解として簡単に書いてみようと思います。
『ホテルビーナス』とウラジオストク
草彅剛主演の韓国語ストーリーです。このホテルビーナスについては、ウラジオストクに関して調べているときに知りました。ウラジオストクを舞台にした作品というだけで見てみよう、という気になったのです。ウラジオストクの過去や、公開時期(2004年)から考えてソ連崩壊後のウラジオストクをテーマにしているのかな、とぼんやりとした期待を持ちつつ、ディスプレイに臨みました。
はじめはよく状況がつかめずにいました。モノクロの映像は、ウラジオストクの歴史を伝えるうえで、古さをイメージさせようとしたものだろう、と勝手に推測していました。そのためウラジオストクに関してどこで触れるのだろうと、字幕を追っていました(言語は韓国語のため)。
ところがほとんどホテル内から外へ出ることがなく、ホテルオーナーを手伝う主人公草彅剛と、ホテルに滞在する(宿泊というよりは住人)人達との間で繰り広げられる映画だとだんだん分かってきました。ある程度見ていくと、ホテルビーナスではウラジオストクがテーマではないことがわかり純粋に映画として楽しむことにしました。
ウラジオストクの内容ではありませんが、それぞれのもつ過去と希望を描写したような人生観あふれる映画でした。たまに外へ出るシーンで、ウラジオストクだろうと分かる場所もあります。ロシア人は登場せず(通行人などでは映っていた)日本・韓国の俳優さんによる映画です。
個人的におもしろかったのは最後の方にある人がこのホテルに到着する場面です。主演に関連して登場します。そのある人については実際に見て確かめられると面白いと思います。
ちなみに、宿泊可能なウラジオストクのホテルもご旅行の際にはご参考ください。