2017年8月よりウラジオストク自由港制度としてe-visaが始まっています。2018年より対象地域が拡大したため、2018年現在の状況を簡単にご説明します。
対象地域
この簡易ビザ制度はウラジオストク自由港制度(関税等の優遇)の一環ですので、開始当初、ウラジオストク市が含まれる沿海地方のみが対象地域でした。
2018年1月より、サハリン州とカムチャッカ地方が対象地域に追加されました。当初これら追加地域の国境検問所は港湾のみとなっていましたが、2018年9月より、空路でのチェックポイントも追加されました。
2018年9月からで一番のニュースはハバロフスクのある、ハバロフスク地方が E-ビザの対象地域に加えられたことです。極東ではウラジオストクと同様に人気のスポットです。
9月にはさらにアムール川のあるアムール州や、チュクチ自治管区も加えられました。9月現在で、E-visa申請サイト上では以下の地域が選択可能です。よって現在、極東の6地域が電子ビザでの訪問可能地に選ばれています。
対象地域(2018年9月現在)
滞在可能期間
e-visaの場合は8日目まで有効なビザが発行されます。通常の観光ビザでは30日間までの滞在が可能ですが、日数が8日未満ならE-visaを検討しましょう。
E-visa滞在可能期間:8日未満
費用=無料
e-visa制度では事前申請(インターネット)により、現地でビザ発行されます。費用は無料ですので、対象地域へ旅行の場合はご検討ください。
通常ロシアビザ取得のためにはロシア領事部へのパスポートの預け入れが必要ですが、このE-visaではその必要もありません。
申請方法
下記サイトより申請できます。日本語(少しあやふやな点もありますが…)表記もありますので安心して入力できます。
申請番号とパスワードの入力すると、現在の状態についてもご確認いただけます。
申請後の流れ
数日内に作成された申請通知メールが届きます。
そのメールに添付されたPDFファイルを印刷、またはスマートフォン等に保存した状態で、ロシア入国時に提出します。
E-visa申請可能な国籍
現時点で18カ国の国民がE-visaによって簡易にロシアへ入国できます。
- 日本
- 中華人民共和国
- 朝鮮民主主義人民共和国
- アルジェリア
- バーレーン
- ブルネイ
- インド
- イラン
- カタール
- クウェート
- モロッコ
- メキシコ
- アラブ首長国連邦
- オマーン
- サウジアラビア
- シンガポール
- チュニジア
- トルコ
以上はロシア連邦外務省で案内されています。電子ビザ取得手続き(ロシア連邦外務省)
通常のロシアビザが必要な場合
以上の内容に該当しない(期間が8日以上、旅行目的地がモスクワなどの対象地域外)場合、通常のロシアビザを事前に取得する必要がございます。ロシアビザ申請に関するサービスにはロシアビザーズを一つの選択肢としてご検討ください。
ロシアビザーズの各種ビザサービス | バウチャー¥1200~
E-VISAの手配サービス
EVISA申請サービスを開始しました。