さて、今月も残すところ後1日となりました。会社であっても学校であっても、たくさんの人々にとって変化の4月がやってきます。新年度に向けて大忙しの皆様、忘れていませんか?4月1日は【エイプリルフール】です。今日は、エイプリルフールの日本とロシアについて調べてみました。
エイプリルフールの起源
毎年4月1日は“嘘をついていい”という日です。起源は不明なのであらゆる説があるようです。ある一説によると、元々ヨーロッパでは3月25日が新年でしたが、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年としました。それに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめたそうです。憤怒したシャルル9世が子供であろうと容赦なく処刑にするという残虐な事件へと発展してしまいました。痛ましい事件を忘れないために人々は4月1日になると祝して盛り上がるということが、エイプリルフールの起源として有力な説とのことです。
日本とロシアの4月1日は?
日本にエイプリルフールが伝わったのは江戸時代だそうです。ただ江戸時代は“嘘をついていい日”ではなく“手紙で詫びる日”だったとか。現在のように“嘘をついていい日”になったのは大正時代だそうです。「嘘はいけない!」という風習の世の中で、息抜きのできる1日と言ってもいいかもしれませんね。
ロシアの場合、エイプリルフールを日本語に訳すと「笑いの日」「馬鹿の日」などと呼ぶそうです。ロシアでも同様に“嘘をついていい日”でした。嘘をつくのは男性の方が多い傾向にあるそうですが、嘘の度合いによらず良くないとする人も結構いるみたいです。ロシアで4月1日に言った嘘や仕掛けなどの記事をいくつか読んでみましたが、中々面白いです。興味の沸いた方はぜひ「ロシア エイプリルフール」で検索してみてください。
まとめ
エイプリルフールは、今や世界中で毎年恒例の人気行事となりました。数年前にびっくりしたのは、カレンダーにまで記載されるようになったことです。いずれ国民の休日になる日はくるでしょうか(笑)また、ロシアも同じように楽しい嘘で笑いの日になっていたのですね。現在世界中で個人発から大企業発まで様々な発表がある4月1日ですが、今年はどんな日になるのでしょうか。世界中が楽しい嘘で盛り上がり笑いの4月1日になることを期待しましょう!