専門業者がロシアのビザ取得までをやわらかく紹介【1 旅行計画編】

現在、ロシアビザーズでは観光ビザに必要なバウチャーを提供させていただいておりますが、ビザ取得にはそのほかにも必要な過程があります。

そこで、旅行の計画からロシアビザ取得までを流れを追ってご案内してみたいと思います。

全編目次

 その1 旅行計画編

 その2 準備編

 その3 ロシアビザ取得編

その1 旅行計画編

旅行計画

こんなところから始めるのかと言われそうですが、一応ここからはじめます。旅行に行かないのにビザは必要ないのでご容赦ください。

まずご覧いただいている皆さんはほとんど日本に在住の方だと思います。旅行に行くには日程を決めなければいけません。

日程を決めるには仕事のない休暇や連休が必要です。

日本の方なら連休はお正月、ゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィークなどなどが一般的かと思います。

大抵の海外旅行も同じかと思うのですが、ロシアへ旅行される方も夏の連休が圧倒的に多くなっています。その次がゴールデンウィークです。

ロシアビザーズでの入国月別割合

入国月 人数割合
1月 2.7%
2月 4.6%
3月 4.5%
4月 8.3%
5月 4.0%
6月 6.1%
7月 9.8%
8月 19.2%
9月 13.4%
10月 7.0%
11月 12.3%
12月 8.4%

上表のように、ロシアビザーズへの申込内容からも入国日はやはり8月と9月の入国が多くなっていますね。

冬の時期も多くなっていますが、11月の入国割合が多くなっているのはフィギアスケート・ロステレコム杯が開催されたことによるものです。

12月が1月に比べて多いのも、上表は入国日を基準として月別に分類されていますので、12月の方が多くなるのだと思います。

国によってはお正月に旅行すると快適な気候の観光場所もあるかもしれませんが、お正月は皆さん日本でゆっくりコタツでみかんがご希望の方が多いように思います。

(ライターではないので)ついつい話が脇道にそれそうなので、夏の連休に行くことに決定したとしましょう。

次は国ですが、ここではロシアに決められました(そのはずですよね?!)。

渡航日程、旅行先の国が決まれば残すは都市です。

都市については、シンガポールのような比較的小さな国だとそれほど悩まないかもしれません。

ですが皆さんが行くと決めたのは「ロシア」です。世界一の国土面積なのですから、都市を決めるのに世界一悩むのも無理はないでしょう。

ここでもロシアビザーズの申込状況より訪問都市別の旅行者数を見て見ましょう。

ロシアビザーズでの訪問都市ランキング

順位 訪問都市 訪問割合
1位 サンクトペテルブルク(Saint-petersburg) 約37.5%
2位 モスクワ(Moscow) 約30.5%
3位 ウラジオストク(Vladivostok) 約8.5%

やはり圧倒的に西側を目指す方が多いようですね。西方の2大メジャーは首都モスクワと、旧都サンクトペテルブルク(ロシア帝国時代の首都)で決まりです。

東方であればサンフランシスコとも呼ばれるウラジオストク(地形が似ている以外でなぜそう呼ばれるのかはわかりません)、ハバロフスク、サハリンなど。

上記の人気都市ランキングではウラジオストクが3位と言っても上位2都市とは結構な差があります。ただ極東はすでにE-VISAが導入されていることも考えるとこのぐらいの割合になるかと思います。 味方によってはE-VISAの条件に満たない(日数や複数都市訪問予定など)方も結構いるということになりますね。

ロシアは広いので、他にもイルクーツク、エカテリンブルク、ソチ(オリンピックが開かれたところ)など、著名な都市は数多くありますが、メジャーはやはりモスクワとサンクトペテルブルクです。

もし今読まれている読者さんが「まずは王道だろ!」とお思いなら、モスクワかサンクトに決めましょう。

やっと都市が決まりました。ただ問題があります。予算を考えていませんでした…だって旅行の大きな費用を占めるのは飛行機代とホテル代ですから!

西方都市を目指すのと、東方都市を目指すのでは飛行機代が大きく変わってきます。まっ、飛行機チケット購入までは旅行計画の修正ができますので、流れに身を委ねて、

1) 夏に、
2) 連休確保し、
3) モスクワかサンクト(またはその両方)に行く

ことが決定しました!

続く…(次回は準備編

*当社ではロシアへ渡航する日本人の方を対象にサービスを提供していましたが、今般の国際情勢を受け、(当社は戦争自体に反対のため)自主的にサービス提供を停止しています。

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